新橋の内科で専門医を探したい!いびきの悩みに強い専門外来の特徴は?
初診は問診と採血が中心
いびきの問題を抱えている人で多くみられる病気が、「睡眠時無呼吸症候群」です。睡眠時無呼吸症候群は重症になると、糖尿病・心臓発作・脳梗塞・心不全・不整脈といった重大な病気につながることもあります。
そのため、睡眠時無呼吸症候群の治療では、専門医による的確な診断とアドバイスが必要です。睡眠時無呼吸症候群の専門外来では、まずは初診で問診を行い、診断を下しますが、生活習慣病の可能性が考えられる患者さんに対しては採血を実施することもあります。
在宅ポリソムノグラフィーフル検査を実施
睡眠時無呼吸症候群に強い専門外来では、在宅での検査を実施するため、入院費用などがかからないというメリットがあります。患者さん本人による在宅での検査は「ポリソムノグラフィー簡易検査」と呼ばれ、医師の診察後に自宅に届く検査機械を使って自身で検査を行うのが特徴です。
検査で重度の睡眠時無呼吸症候群の可能性が考えられる患者さんには、「在宅ポリソムノグラフィー フル検査」が実施され、無呼吸だけでなく脳波・筋電図・体動・体位なども検査されます。
CPAP治療を実施
在宅での簡易検査で睡眠時無呼吸症候群が判明した場合は「CPAP療法(シーパップ療法)/ 経鼻的持続陽圧呼吸療法」の治療が検討されます。CPAP療法は、近年日本や欧米で最も広く普及している睡眠時無呼吸症候群の治療方法です。
この治療法では、専門機器を使って気道に絶えず空気を送り込み、睡眠中の無呼吸状態を防ぎます。専用機器にはエアチューブが付いており、そこから鼻に取り付けたマスクに空気が流れ込み、気道の流れを確保する仕組みです。